最近の世の中の風潮として、好きな事だけをして生きていく。
そんな流れになってきていますよね。
周りでもちょくちょく聞く言葉ですが
子供には好きな事だけをさせてあげたい
お気持ちよく分かります。
でも、本当にこれが幸せな生き方なのでしょうか?
今の子供たちは感謝が足りないと思う理由
今の子供たちは物が溢れかえり
そんなに努力しなくても食べていけます。
どこか世の中に対しても冷めていて
感謝することも減ってきているような気がします。
それはやはり我慢をしてがむしゃらに頑張ってきた
そんな子供が減ってきているからのように思うんですよね。
まあ、なんとかなる。
そう思っている子が多いんじゃないかと。
がむしゃらに努力をしてきた子は、親なり教師だったり、祖父母だったり。
やはり周りの手助けあってこそと感謝も出来るような気がします。
勉強に限らず、部活でもそうですが
しんどいな、辛いな、そういった感情を持てるくらい打ち込む。
子供の成長の上でとても大切なことなんじゃないかと。
辛い経験のもとに成り立つ好きな事
私たち親世代が子供に対して
好きな事をさせてやりたい
そう思うのは自分達がそうしてこなかったからですよね。
私もその後悔の念は持っていますが
だからと言って好きな事ばかりをさせるワケではありません。
それはなぜなのか?
辛い事も知って、その事で学ぶことも多いと思っているからです。
楽しいことだけが人生ではありません。
それは私たちが一番よく分かっているはずです。
好きな事を出来て楽しい、嬉しいという気持ちも
辛い事を経験しているからこそ感じることではないでしょうか?
だからこそ、その経験から感謝の気持ちも生まれるのでは?
そう思うんです。
好きな事だけさせてあげたい
そうおっしゃる親御さんに時折会いますが
そんな生き方どうなんだろう?って正直思います。
本当に楽しい人生なのでしょうか?
それだけで生きていける。
本当にそう思っていますか?
この先何十年も生きていくのですから
そのうちの数年くらい、がむしゃらに努力してしんどい思いをするくらい
なんてことないんじゃないでしょうか?
私はそう考えています。
世の中の風潮に流されず、しっかりとした考えを持ち育てていかないと
昔に比べて子育てが難しいなと感じています。
娘も来年一年は大学受験に向けていろいろとあるでしょう。
私もしっかりと受け止めて二人三脚で大学受験を乗り切りたいと思っています。