父は我が家にちょくちょく遊びにきます。
その時に決まって
『お前のうちみたいに物が少ない片付いた家に住みたい』
と言います。
実家はすごく物が多くて、それはもう・・・
遺品整理なんて想像すると卒倒しそうなくらい(苦笑)
両親のこれからの生活のことや、遺品整理の負担などの話をし
生前整理してみたらどうかと話をしました。
70歳になった父が始めた生前整理
私が話をした後に妹の書籍『それ、いらない。』が発売され
その書籍を読んで、改めて片付けようと決めた父。
先週、実家に帰った時に書斎を見て欲しいと言われて見に行きました。
そこには山のように積みあがった本がありました。
空いた本棚は次の粗大ゴミで処分するそうです。
もともと本をすごく沢山読む人だったので
本が片付いただけでも、すごく部屋が広くなっていてびっくり。
それ以上に、父が一番すっきりしたようで
とても嬉しそうにしていました。
父が生前整理に目覚めたのはなぜか?
それは、自分が親の遺品整理で苦労したから。
その理由も大きいようです。
自分達ほど物が多くはなかったそうですが
遺品整理だけでなく、遺産相続などもあり大変だった。
出来るだけ動けるうちに片付けておこう。
そう思っていると話をしてくれました。
私達子供にとってもとても有難いこと。
でも、たぶんうちは子供が介入すると嫌がるタイプの親なので
何か相談してくればその時に手伝おうかなと思っています。
私はまだ生前整理という年齢ではありませんが
私自身も娘にはそういった負担は背負わせたくはありません。
父の行動を教訓に、これからも持たない暮らし続けて行こうと思います^^