先日、大阪の病院に行った帰り。
たまたま隣が父と同じくらいのおじさん?
おじいちゃんでした。
ファイルに英字新聞が見えたので
なかなかしゃれたおじいちゃんだなぁと思っていると
『ほんと日本は暑いわぁ、こんなに暑いならくるんじゃなかったわ』
と。
イギリス在住の76歳現役脳神経外科医のおじいちゃん
いきなり話をふられ、びっくりしたわたし。
『そうですね、まだ梅雨でムシムシしてますし』
と、言うと。
おじいちゃん、にっこりとしながら話を続けます。
『僕はイギリスに住んでるからねぇ。20℃くらいだから堪えるわ』
と。
なるほどー、だから英字新聞だったんだ。
と、こころの中で納得。
すると、自分は現役の脳神経外科医で
まだ12時間のオペをしていると。
父と同じくらいの年齢なのに・・・まだ現役!
しかも、学会のために日本にきてらっしゃるとのことで。
なかなか普段接することのない方にどきどきしてしまいました(笑)
どうやら
灘高校⇒京都大学医学部主席卒業。
イギリスに渡り、ケンブリッジ大学に入学して
イギリスと日本の医師免許をお持ちだそう。
お子さんお二人も脳神経外科医。
しかも・・・犬を11匹(セントバーナード)
そのために50坪の家を建てたとのこと。
家にはメイドさんが二人いるとか(^^;
なんだか、住む世界が違いまーす(汗)
数年前から、日本の医学生を受け入れされているそうで
無償でお預かりし、教えていらっしゃるそうですよ。
それは、父がそうしていたからと、おっしゃっていました。
預かる学生は必ず一人。
人数が多くなると、日本語で話すようになるからと。
あと、言われていたのが
『昔に比べると東大・京大の学力低下が著しい』
『本当に勉強したいのであれば、お金が許すなら海外に出た方がよい』
『英語は必ず話せた方がよい』
など、いろいろと教えて下さいました。
あとは・・・娘に対してお婿さんの探し方でしょうか。
これが、一番嬉しかったかも?(笑)
電車の中でのたった30分ほどの会話でしたが
自分の知らない世界が垣間見れて、楽しかったです^^
出会いに感謝ですね^^